
今年の桜はとても早かったので、上野や隅田川、谷中といったお気に入りの花見スポットについては見事に出遅れてしまい、撮りに出る機会を完全に逸してしまった。三春や花見山などの東北方面の桜は、父親の退院のタイミングと重なり、訪れることができなかった。唯一、 この清瀧院の枝垂桜だけは仕事帰りに立ち寄っては撮影のタイミングを見計らっていたので、ちょうど満開になった夜に撮影することができた。今年の最初で最後の桜である。
撮り始めたばかりの頃は桜木のすぐそばまで近寄ることができたが、いつの間にやたら立派な石垣ができて、少し離れて眺めることしかできなくなった。やや残念ではあるが、樹木保護のことを考えれば仕方がない。少しずつ知られるようになってきたからだろうか、訪れる人も年々増えているようには思うが、それでも都内の桜の喧騒と比べれば、ずっと静かに桜木と向き合い撮影することができる。
過去にはデジタルカメラの高感度性能がさほどでもなかったから、しっかり三脚を立てて、がっつり絞って撮影をすることが多かったが、最近は手持ちでささっと撮影することが増えた。花を止めたい時にはそれで十分で、柔軟に構図を変えながら撮影できるので、自分的にはより好みの写真を手にすることができる。多少風があってもブレることなく撮れるのもありがたい。
この頃は毎日カメラを持ち歩くようになって、仕事の昼休みなどにご近所を散歩しては、足元に咲く花などを撮って楽しんでいる。本格的な撮影に出る機会はまだまだ先になりそうだが、とりあえずはカメラの高性能化に助けられながら、気楽な手持ち撮影で、日常の中にある気になる光景を写し止めて行こうと思っている。
撮り始めたばかりの頃は桜木のすぐそばまで近寄ることができたが、いつの間にやたら立派な石垣ができて、少し離れて眺めることしかできなくなった。やや残念ではあるが、樹木保護のことを考えれば仕方がない。少しずつ知られるようになってきたからだろうか、訪れる人も年々増えているようには思うが、それでも都内の桜の喧騒と比べれば、ずっと静かに桜木と向き合い撮影することができる。
過去にはデジタルカメラの高感度性能がさほどでもなかったから、しっかり三脚を立てて、がっつり絞って撮影をすることが多かったが、最近は手持ちでささっと撮影することが増えた。花を止めたい時にはそれで十分で、柔軟に構図を変えながら撮影できるので、自分的にはより好みの写真を手にすることができる。多少風があってもブレることなく撮れるのもありがたい。
この頃は毎日カメラを持ち歩くようになって、仕事の昼休みなどにご近所を散歩しては、足元に咲く花などを撮って楽しんでいる。本格的な撮影に出る機会はまだまだ先になりそうだが、とりあえずはカメラの高性能化に助けられながら、気楽な手持ち撮影で、日常の中にある気になる光景を写し止めて行こうと思っている。